2023年9月18日月曜日

2025年大阪・関西万博スタッフユニホームに琵琶湖岸の葦布が使われる!




びわこ高島の葦を守る会、会長中村正博、事務局長井上哲夫は、2023年9月8日(金)グランキューブ大阪メインステージにて、たまゆらフェスタの発表会が開催され参加いたしました。

2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は、スタッフ用などのユニホームに琵琶湖岸に群生するヨシを使った葦布が使用されることになりました。その葦布はびわこ高島の葦(ヨシ)を守る会が開催する葦刈りイベントで刈り取られた葦が使用されています。滋賀県高島市新旭町針江地先のヨシは、刈り取ることで成長を促すことができ、より多くの二酸化炭素を吸収するなど琵琶湖の環境を守ることにつながります。



 きっかけは、関西みらい銀行の方が大阪府枚方の作業服メーカー「たまゆら」さんがSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献したいとのことから、ヨシの保全活動を行っているびわこ高島の葦(ヨシ)を守る会を紹介されました。そこから、たまゆらと守る会はヨシ刈りイベントを通じて同じ理想を掲げて地道な活動が行ってきました。そして万博のユニフォームの生地に葦布が採用されることとなり発表会へ参加させていただくことになりました。
式典では(株)高麻が織り上げた葦布を高島晒協業組合にて染色、縫製制作された法被(はっぴ)を万博協会、滋賀県、高島市の代表の方へ中村会長から贈呈されました。今年のびわ湖岸ヨシ刈りイベントは12月2日(土)に開催されます。ボランティアスタッフを募集しております。多くの参加をお願いします。




2022年琵琶湖岸葦刈りイベント、葦の丸立て前にてボランティアスタッフ集合写真です。


びわこ高島の葦を守る会の事業としてシンボルである、葦の丸立てをびわこ箱館山のゴンドラ駅前に設置して守る会の活動を観光客の方へPRしております。中村会長(右)、髙木副会長(左)にて葦布で製作された法被(はっぴ)を着用して撮影しました。びわこ箱館山のスタッフの方も毎年葦刈りイベントにボランティアスタッフとして参加されています。また風鈴のよし小道の葦アートは守る会の制作した展示となっております。





               風鈴のよし小道に葦アート

ヨシ刈りの刈り方、ボランティアスタッフの方、必見です!

                             2023年11月22日最終版  「ヨシ刈り」マニュアル  ◯装備の確認 ※怪我防止 ・長靴やスニーカー … 汚れてもいいモノ、靴底のしっかりしたモノ、ハイカットなど 足首を 固定できるモノ ※ヨシ刈りは足元が悪い場所で...