2023年11月28日火曜日

ヨシ刈りの刈り方、ボランティアスタッフの方、必見です!

                             2023年11月22日最終版


 「ヨシ刈り」マニュアル 

◯装備の確認 ※怪我防止
・長靴やスニーカー … 汚れてもいいモノ、靴底のしっかりしたモノ、ハイカットなど足首を固定できるモノ※ヨシ刈りは足元が悪い場所での作業になります

・手袋(軍手・グローブ) … 汚れてもいいモノ、滑りにくいモノ

1、カマの取り扱い方・注意点 
 
※電動工具は使用不可
 ※数人に貸与
・子供(小学生以下)の使用不可
刃先を下に向けて持つ ※振り回さない

2、ヨシの刈り方  
・手でつかめる数本を根元から約50cm辺りでしっかり持って、
根元と手の間をカマで刈り取る ※できるだけ根元で刈り取る

    

 



3、ヨシの見分け方
・ヨシはススキ・オギ・カヤなどと同じ〝イネ科の植物〟
茎(くき)の中が〝空洞〟なのが〝ヨシ〟 ※下画像の一番下が〝ヨシ(空洞)〟




   

   ・穂先(ほさき)に〝毛〟が無いのが〝ヨシ〟
   ・地面の1ヶ所から集中して(株から)生えないのが〝ヨシ〟
   ・茎(くき)から〝葉〟が横に出ているのが〝ヨシ 〟
   

   4、ヨシの束ね方

   ・下端を揃えて直径約20cmぐらいで束ねる
   ・下端から約50cm位置と約150cm位置の2箇所をひもでしっかりしばる

      

   


  

 



<びわこ高島の葦を守る会〝ブログ〟>
※随時情報をアップしています

 



 

 <趣旨>

〝びわ湖岸ヨシ刈りからはじめるSDGs・MLGs2023〟

 

昨今需要が減り、放置されてきたびわ湖のヨシを刈り取ることからはじめ、

繊維に活用し、新たな産業価値を見出し循環させるプロジェクト

「びわこ高島の葦を守る会」が中心となって、ヨシが健全に成育する環境をつくると同時に、

刈り取ったヨシを繊維製品にアップサイクルしていきます

 

今回刈り取ったヨシから作られる生地が「2025年大阪・関西万博」で

スタッフが着用するユニフォームに採用されることになりました

今回のイベントに参加することで「2025年大阪・関西万博」との関わりができ、

びわ湖の環境保全に寄与する、持続可能な開発の一環としての活動を体験できます

 

ヨシ(葦)とは、、、

川辺や湖畔、湿地などに群生するイネ科の植物

緑色の茎は直立して1m〜5mの高さにまで成長

関西圏では「びわ湖」「宇治」「高槻・枚方」の3ヶ所で群生しているのを見ることができます

 

1、多くの動植物の生育・生息地を提供している

2、景観の保全、湖岸の消波・侵食の防止に役立つ

3、水質保全に寄与する

4、人の生活に役立つ資源を供給する

  代表的なヨシ製品「葦簀(よしず)」「ヨシ屋根」「夏障子」など

 


ヨシ刈りの刈り方、ボランティアスタッフの方、必見です!

                             2023年11月22日最終版  「ヨシ刈り」マニュアル  ◯装備の確認 ※怪我防止 ・長靴やスニーカー … 汚れてもいいモノ、靴底のしっかりしたモノ、ハイカットなど 足首を 固定できるモノ ※ヨシ刈りは足元が悪い場所で...